やはり交詢社通りに和食のお店「割烹 中嶋」があります。
銀座6丁目にある「割烹 中嶋」は初代店主が師事した北大路魯山人の創案したお料理や、ゆかりの器、
書画を今に受け継いでいる和食のお店です。
初代中嶋真次郎氏はかつて赤坂の日枝神社の隣(昔、ヒルトンホテルがあった辺り)に北大路廬山人が
開いた伝説のお店「星岡茶寮」の初代料理長をなさっていた方です。
昭和6年(1931年)、銀座に「割烹 中嶋」を開店。北大路廬山人は弟子のためにお店の看板を自らミノを
使って彫ったそうです。その後もしばしばお店を訪れ、愛弟子のお料理を堪能していたとのこと。
「割烹 中嶋」のモット―は「北大路魯山人の教えも器も丁寧に、そして美しく」です。
旬の素材を活かし、旬の持つ美しさを最大限に引き出し、それをもっと丁寧に繊細に美しく仕上げることにあるようです。器には廬山人ゆかりの物が使われています。
会席料理は1万2千円~2万円、廬山人コースは3万円になります。
私には敷居が高すぎ、恐れ多くて中々入れないようなお店ですが、一度は行ってみたいものです。
☆銀座「割烹 中嶋」・・・・・・・東京都中央区銀座6-9-13、中嶋ビル1F
TEL: 03-3571-2600
17:00~22:00
日・祭 定休
東京メトロ銀座駅、A1、A2出口徒歩3分