銀座山野楽器は125周年を迎えました!
5月になってもまだ銀座の話で申し訳ありません。
銀座山野楽器が創業されたのは、1892年(明治25年)4月1日で、会社が設立されたのは1926年(大正15)
です。125周年、おめでとうございます!
山野楽器の歴史
1892年(明治25年) ピアノ、オルガン製造を始める
1909年 山野楽器店に。初代社長は山野政太郎
1912年 雑誌 「月刊 楽譜」を創刊(後の音楽の友につながる)
1915年 銀座6丁目に店を構える
1923年 関東大震災で店舗焼失
1926年 新店舗が竣工、株式会社「山野楽器」になる。
1945年 空襲により店舗焼失
1947年 銀座4丁目(現在地)に本店竣工
今に至る
こうやって見ると、関東大震災、戦時中の空襲で2度も店舗を焼失しながらも不死鳥のごとく山野楽器が
よみがえってきた事がよく判ります。
銀座8丁目には最大のライバルである「ヤマハ銀座店(旗艦店)があります。
ヤマハが日本楽器製造株式会社(通称:ニチガク)としてピアノ、オルガンなどの楽器を製造し始めたのは
明治36年のことですので、楽器製造販売は山野楽器のほうが早いことになります。
私は山野楽器もヤマハ銀座店、両方ともよく行きましたが、若干、山野楽器のほうに行く事が多かったように
思います。アコ―スティックギターとギターケースをどちらの店で買ったのかは未だに思い出せません(笑)
レコードやCDを買ったのは山野楽器が多かったように思います。
山野楽器はフェンダーやギブソンのギターの代理店をやっていたので、憧れのエレキギターをよく眺めていました。ヤマハは楽器の他、ヤマハホールがあるのでコンサートや映画試写会などに行っていました。
どちらも思い出の多いお店です。日本の楽器製造販売、レコード・楽譜販売の歴史の中で、この2店の功績は
とても大きいと思います。タワーレコードに行く事が多くなっても、こ2店は今でも大好きです。
山野楽器はかつてデパートや駅ビルなどに出店していましたが、現在は撤退している場所が多いようです。
以前は立川の駅ビルにも入っていましたが、撤退してしまったのが残念です。
ともあれ、明治時代から続く山野楽器の125周年にお祝いの言葉を述べさせて頂きます。
今後の末永いご活躍をお祈り致します♪