私が今一番好きな歌は、NHK「ラジオ深夜便の歌(7月~9月)」の「CAFE BROKEN HEART」です。
NHK「ラジオ深夜便」を聴くきっかけになったのは、2011年の東日本大震災の後、緊急地震速報をキャッチするためにNHKラジオをつけぱなしでいた所、午後11時10分から始まる「ラジオ深夜便」に巡り合いそして、はまってしまいました。加山健三さんなど有名人の方々もよく聞いていらっしゃるようです。
元々、深夜族の私なので寝ないで午前4時までずっと聞いていることもしばしばあります。
午前2時からの”ロマンティック コンサート」では60年代ポップスやハードロック、ヘヴィメタ、ビートルズ、ジャズ、クラシックまで様々な音楽をかけてくれます。先日の「ジミヘン特集」や「ビル・エヴァンス特集」は最高でした。
今夜はアンディ・ウイリアムスによる「思い出のスクリーンミュージック」だそうで2時からが楽しみです。
つまでもい
番組の各コーナーの合間に「ラジオ深夜便の歌」が流されます。3ヶ月ローテーションで2曲流されます。
現在、流されているのが「CAFE BROKEN HEART カフェ・ブロークンハート」なのです。
もう1曲の氷川清さんの歌、碧し(Greeeen作)もとても素晴らしく、今までに無い氷川清さんの魅力を引き出しているように思えます。
織田哲郎さんは他のアーテイストに様々な楽曲を提供していますが、オリコン1位になった大ヒット作である
「いつまでも変わらぬ愛」は29歳で亡くなられたお兄様に捧げられた歌です。神経の病になり、通院しながら
治療をしていたある日、薬の副作用で心臓麻痺で亡くなられたそうです。
数年前、テレビ出演の折、その事を話されていましたが、織田さんにとっても辛い日々だったと思います。
ZARDの「負けないで」や「揺れる想い」、中山美穂&WANDSの「世界中の誰よりも」や相川七瀬の「夢見る少女じゃいられない」なども好きです。そういえば「踊るポンポコリン」も織田さんの曲でしたね。
織田さんの音楽の引き出しは沢山あるのは、お父様の仕事で中学生時代をロンドンで過ごしたからかも知れません。1970年代のブリテイッシュロックを肌で感じられる境遇にあった事がとても羨ましく思えます。
そんな織田さんも高校生となって日本に戻りますが、帰国子女ということでの悩みも多く、自殺を考えたことも
あったそうです。その時、彼の心を救ってくれたのが、エルトン・ジョンの「YOUR SONG」だったそうです。
前書きが長くなりましたが、「CAFE BROKEN HEART」の歌詞を載せて頂きます。
Youtubeでプロモビデオが見られますので、ぜひご覧ください。それにしても、来年3月で60歳になるとは思えないくらい渋くてイケメンでかっこいい方です。
先日、「深夜便」でインタビューを受けていましたが、お母様から「いつもラジオから流れる曲を聴いている」との
事、近所や知人のおば様方もみなこの歌を聴いていらっしゃるようです。
この歌は若い人よりも中高年の方々の魂をゆさぶるような気がします。私もこの歌を聴く度に今まで生きてきた
人生を振り返り、様々なことを思い出してしまいます。
”精一杯、精一杯生きてきたんだろう・・・”の部分を聴くといつも涙がこぼれてしまいます。
そう、今まで精一杯生きてきました、たとえ、それが報われる日が来なくても、今後も精一杯生きて行きます。
今、ラジオからちょうどCAFE BROKEN HEARTが流れています・・・・。
CAFE BROKEN HEART(カフェ ブロークンハート) 歌: 織田哲郎、作詞・作曲:織田哲郎
店のピアノは三ヶ所くらい ちゃんと鳴らない鍵盤がある
適当に彼女は歌い始めた 懐かしいメロディ 確かめるように
心を焦がした日々がある 泣きとおした夜がある
いつしか季節は変わっていゆく 心の欠片 おきざりのまま
あの日 僕らが描いた夢は 今も輝いているのかい?
誰もがうまくやれるわけじゃない
眠れぬ夜は ここで会おう CAFE BROKEN HEART
夜空に星が一つ流れた 夏草の匂いがした。
君は おんなじ歌 口ずさんだ そしてまた店の扉を開けた
あの日 僕らが信じたものは 今も色あせていないかい?
世界中のささくれた記憶 消えるまで 騒ぎ明かそう
あの日 僕らが描いた夢は 今も輝いているのかい?
誰もが うまく やれるわけじゃない それでも信じてみれるだろう?
精いっぱい、精いっぱい 生きてきたんだろう?今夜は笑い飛ばして しまおう
あの日 僕らが信じたことは間違いなんかじゃないだろう?
CAFE BROKEN HEART
CAFE BROKEN HEART
*NHKラジオ深夜便でこの歌が流れるのは9月29日までです。
まだ聴いたことのない方はぜひ聴いてみて下さい♪