楽しみにしていた十五夜 「中秋の名月」は東京では午後8時過ぎ、雲間から少し見えただけでした。
こうなるとやはり、”月見より団子”になってしまいます(笑)
月見饅頭
ウサギのお饅頭
子供の頃のお月見は、縁側に白木の高坏に白いお団子を盛り、サツマイモや栗などの秋の味覚をお盆に載せ、
ススキを飾って中秋の名月を眺めたものでした。
ススキはJR中央線の土手(当時は地上を走っていました)に生えていたように記憶しています。
そのススキを母が取ってきてお供えしたのだと思います。
幼い私は、お月様の中で、ウサギがお餅をついているという事を信じていました。
あの頃は夢がありました。
母や姉達と一緒に眺めた十五夜のお月見の思い出が、つい昨日のことのように思えます。
今夜は雲にすぐ隠れてしまって長くは見られませんでしたが、正式な満月は今週の金曜日だそうです。
そして明日の晩の月は「十六夜」です。明日は果たして見られるでしょうか・・・・。