本日のフィギュアスケート男子フリーをドキドキしながら見ていました。
羽生結弦選手
宇野選手
銅メダルのフェルナンデス選手、金メダルの羽生選手、銀メダルの宇野選手
昨日のショートプログラムに引き続き、選手の皆さん素晴らしい演技の連続でした。
本当は午後2時から味スタでFC東京vs横浜マリノスのプレシーズンマッチがあったのですが、風邪気味という
こともあり、家でフィギュアスケート男子フリーをTV観戦することにしました。
(ちなみに味スタでは羽生選手の金メダルが決定してからゴール裏で羽生コールがなされたそうです。)
羽生選手(23歳)は怪我明けということもあり、昨日のショートプログラムもハラハラドキドキでした。
そんな中での神がかったノーミスの鳥肌の立つような演技で一位になった時は感涙でした。
絶対、明日は羽生選手、宇野選手で1,2 フィニッシュして欲しいと願いました。
そして今日のフリーの演技、フリーはショートプログラムよりも演技の時間が長いので怪我が治ったとはいえ
持ちこたえられるのか少々心配していました。スペインのフェルナンデス選手が好調ということで彼が金メダルを
獲るのではないかとの懸念もありました。
でも多少のミスはあったものの羽生選手はやってくれました!SP+フリーの総合点で首位をキープし、66年ぶり
のオリンピック金メダル連覇を果たしたのです。快挙です。滑り終わった後、珍しく雄たけびをあげていましたね。
そして銀メダルの宇野選手(20歳)は私が最も応援している選手でした。159cmと小柄ながら素晴らしい演技を彼も見せてくれました。最初の4回転で転んでしまいましたが、その時彼は思わず笑ってしまったというのには
驚かされました。何というメンタルをしている選手なのでしょうか。宇野選手はその後は完璧に立ち直り、見事に
五輪初出場での銀メダルを獲得しました。宇野選手は本当に可愛くて可愛くて大好きです♪
羽生選手は金メダルが決まった時、クールな彼には珍しく涙を見せました。宇野選手も泣いていました。
嵐の櫻井君から涙の理由を聞かれると「自分でも不安だった面があったのかもしれないですね」と答えていました。試合前は自信満々の表情と言動でしたが、内心はやはり怪我明けで練習も僅かしか出来ず不安だったのですね。それなのに3ヶ月も滑れなかったとはとても思えない演技でした。
涙の意味は表彰式後の会見で今まで自分を支えてくれた家族や先生や色々な人達を想い涙がこらえられなかったと述べていました。彼の故郷である仙台の方々も嬉しかったと思います。
2011年の大震災後の仙台の人々の心の支えに希望になっていたと思われます。
羽生選手の金と宇野選手の銀に私も涙が止まりませんでした。人には言えない辛さや苦しみ、痛みを乗り越え
血のにじむような努力があったからこその快挙だと思います。
羽生選手とはコーチが同じで安藤美姫の元彼のスペインのフェルナンデス選手も素晴らしい演技でした。
3人が抱き合っているシーンにはまた涙してしまいました。羽生選手はフェルナンデス選手とはブロロマンス(ブラザーロマンス)日本で言う兄弟愛でしょうか、とても仲良しの2人なのです。いつも2人で一緒に練習していて
きっとお互いを高めあっていたのだと思います。フェルナンデス選手にも大きな拍手を贈りたい気持です。
中国やアメリカの若い選手も素晴らしかったし、日本人のもう一人の田中選手も頑張りました。
今回の平昌オリンピックは北朝鮮の件やその他様々な不祥事もあり、史上最低の冬季オリンピックと揶揄されていますが、このフィギュアスケートで久しぶりに清々しい気持になりました。
そして夢と希望と生きる活力を私達に与えてくれました。
今回参加された各国の全ての選手の方々、素晴らしい演技を本当に有難うございました♪