32歳のオーストリアの若きクルツ首相が15日に来日し16日に広島記念公園を訪れました。
日本とオーストリア共和国の国交が始まってから150周年に際し、世界で一番若いと言われている32歳の
クルツ首相が2月15日に来日し安倍首相と会談、16日には広島の平和記念公園を訪れ献花台に献花し、
その後、広島平和記念資料館を訪れ被爆地広島の当時の凄惨な状況に時に険しく、時に悲痛な表情を見せて
いたそうです。私もかつて平和記念公園を訪れ、原爆ドームや平和記念館、現存する被爆建物などを見て
胸が苦しくなりました。涙が止まりませんでした。訪れた日の広島の澄み切った青空と美しい川が余りにも
過去の悲惨な状況とは対照的で余計に心が痛みました。
クルツ首相は”核廃絶”に熱心に取り組まれている方です。資料館の芳名簿に彼はこう書かれました。
「これからも核兵器の軍縮の為に闘って行きたいと思う」と。
そしてインタビューでは「核無き世界に向けて努力しなければならないと再認識しました。核兵器禁止条約に
賛同する国を増やして行く努力をします。」と述べられました。
日本は世界で唯一の戦争による被爆国なのに、米国の”核の傘”の下に居る為、この条約に加入していません。
それが何とも残念でなりませんが、クルツ首相に被爆地広島に来て頂けた事が核廃絶の新たなる一歩になれば
と願います。
話は変わりますが、この32歳の若き首相はイケメンという事でも有名で、世界三大イケメン首相の一人と言われています。世界三大イケメンとはこのクルツ首相(32歳)、フランスのマクロン大統領、カナダのトルドー首相だそうです。カナダのトルドー首相は甘いマスクのイケメンだし、クルツ首相も本当にイケメン!
フランスのマクロン大統領は?マークで微妙なところです。
クルツ首相は独身ですが、公認パートナーの財務省に勤務する恋人がいらっしゃいます。少々残念。
19歳の時にはバックパッカーとして日本を訪れたとの事にもびっくりしました。
3日間の日本滞在を終え、クルド首相は開始された羽田ーウイーン直行便の最初の便に乗られ帰国されました。今回の訪問で、時々忘れてしまう被爆地広島の事を思い出させて下さって感謝します。
是非また日本にお越し下さい。