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Channel: ☆夢織人の街TOKYO散歩&思い出の場所Ⅱ
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☆1月17日、神戸への祈り

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今日、17日は阪神・淡路大震災があった日です。今年で19年になると聞いて月日の経つ早さを実感しました。
地震の起きた午前5時46分に追悼の祈りを捧げることが出来ませんでしたが、朝、祈りを捧げました。
 
また、お昼のニュースで神戸の方々の追悼の式などを拝見し、「助けられなくてごめんなさい」と皆さん涙を流していらっしゃる様子に私も涙しました。当時3歳のお孫さんを亡くされた方が、お孫さんがお祖母さんの手を握り、笑顔で息を引き取ったという話には涙が止まりませんでした。肉親や友人を亡くされた方々は19年経っても心の傷が癒されるはずはありません。亡くなられた方々の鎮魂と神戸の震災が風化されないことを切に祈ります。
 
イメージ 1
 
それと共に、神戸の地震が起きたその時間に祈りを捧げている東北の石巻や福島の方々の姿にも胸を打たれ
ました。同じ苦しみと悲しみを味わった神戸と東北の方々が、お互いに助け合おうとしていることに感銘を受け
ました。阪神淡路大震災も東日本大震災も私達が語り継ぎ、絶対に風化させてはならないと思いを新たにしました。
 
以前も書きましたが、神戸は大好きな街でした。初めて神戸を訪れた15歳の夏の日、街も海も山も青空の下、
光輝いていました。その後も姉達や友人達と何度も訪れた神戸です。19年前のあの日、私は一日中、テレビの
前で少しでも多くの方々の命が助かることを祈っていました。画面を通して飛び込んでくるのは高速道路が倒れ
ている姿や建物が倒れている無残な姿でした。伊丹駅も崩壊していました。そして街を焼き尽くす炎に言葉を
失いました。その晩から廃墟になったような神戸の街を泣きながら彷徨い歩く夢を何度も見ました。
そして19年経ち、見事に復興した神戸に是非行ってみたいと今思っています。
 
2011年3月11日の東日本大震災も間もなく3年を迎えようとしています。あの時受けたショックから未だに
立ち直れない、時折メンタル不調になる私です。祖父の生まれ故郷の岩手県山田町が津波で壊滅的被害に
あったことも起因していると思いますが、被災地の方々の苦悩と、新たに生きようとされている方々に対し、何も
出来ない自分の無力さを時々思います。私達に出来ることは震災のことを忘れないこと、そして語り継いで行く
ことだと思います。
 
改めて、阪神・淡路大震災と東日本大震災で亡くなられた方々のご冥福を心からお祈り致します。

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