父が亡くなってから早いもので、もう15年になりました。今日、文京区にある先祖代々の菩提寺にお参りに
行ってきました。
文京区の実家の菩提寺
父が亡くなったのが、ついこの前のように思われますが、もう15年も経つことに驚きを感じます。
命日の12月28日の今日、お墓参りしてきました。
真っ青な青空の元、未だに心配をかけていることをお詫びしました。
でも、今は3年前に亡くなった母と一緒だから寂しくはないと思います。
母をこよなく愛していた父ですから、きっと寄り添って幸せに眠っていることと思います。
父が大好きだったウィスキーと母には温かなお茶を供えました。
12月30日のお通夜、12月31、大晦日の近親者だけの葬儀、あの日以来、大晦日もお正月も何もかも、
深い悲しみの中、しばらく私の心の中から消えていました。
15年という月日が経ち、ようやく私の心も平安を取り戻してきつつあります。
それでも、お墓から帰る時はいつも後ろ髪を引かれるような思いになります。
またお参りに来るから、お母さんと幸せにね・・・。そうつぶやきながら何度もお墓を振り返りました。
そして聖観音菩薩様に父と母のことを頼み、お寺をあとにしました。
見上げた青空は雲ひとつなく晴れ渡り、父と母の面影が浮かんでいるように思えました。