今日は3月3日、ひな祭りですね。
金花糖
雛まつりは日本の行事の中でも、もっとも艶やかで美しいと言われていますが、私も子供の頃からこの行事を
いつも心待ちにしていました。
我が家のお雛様は母が持参した木目込み人形の小さなお内裏様と姉が生まれた時に親戚からプレゼントされた3人官女、そしてその後は追って色々買いそろえた為、不揃いでしたが、それでも箱からお雛様やお道具を
出して、赤毛氈の段々に飾る時は胸がときめきました。
そして近所の和菓子屋さんにお供え用の金華糖や飴細工の野菜・果物、雛あられ、菱餅を買いに行くのも
楽しみのひとつでした。ひな祭り当日には家にお友達を招いてお桜餅などを食べたのも懐かしい思い出です。
夜はご近所の家に及ばれし、そのお家に代々伝わる古いお雛様を眺めながら、ちらし寿司をご馳走になるのが
慣例でした。
今は子供達が全員男の子なので、ひな祭りは行いませんが、それでも自分用に姉が京都で買ってきてくれた
木彫りの小さなおひな様を小さな木箱から出して飾り、雛あられや菱餅を飾ります。
何歳になってもお雛祭りは楽しいものです♪