子供の頃よく食べた松茸の形をしたお菓子です。
先日、神楽坂・牛込(うしごめ)の話を書きましたが、牛込というと思い出すのがこの松茸の形をしたお菓子です。
祖母の妹が牛込に住んでいて、我が家に遊びに来る時にお土産に持ってくるのが毎回、袋に入ったこの松茸形のお菓子でした。
私達姉妹はその叔母さんのことを”牛込の叔母さん”と呼んでいました。
牛込の叔母さん=松茸形のお菓子でした。
松茸形のお菓子というのは松茸の形の焼き菓子にハッか味のお砂糖がまぶしてあるものです。
この前スーパーでこの松茸形のお菓子を見つけたので懐かしくてすぐ買ってしまいましたが、何か違い
ます。頭の部分が確か青色か茶色だったのですが、色は全体が一色だったので少しがっかりしました。
やはり頭の部分が色が違わないとダメだと思います。
どこかで昔と同じような松茸形のお菓子を売っているかも知れないので探してみようと思っています。
牛込の叔母さんとはその後、行き来が無くなりましたが、今どうしていらっしゃるのかとふと思いました。
何度か母と牛込の叔母さんの家にも遊びに行きましたが、母が亡くなってしまった今、どこ辺りなのか
全く判りません。家の前の大きなお花畑が印象に残っています。
もし再び会えたら、松茸形のお菓子のお礼を述べたいと思っています。