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Channel: ☆夢織人の街TOKYO散歩&思い出の場所Ⅱ
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☆荻窪の古書店「岩森書店」

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荻窪のもう一つの古書店「岩森書店」さんです。
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東口駅前にある「岩森書店」

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日本の古本屋というのがいいですね♪

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店内

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お店の外に置いてある古本、雑誌

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「日本の古本屋があるじゃないか・」 いい言葉です。


JR荻窪駅東口駅前にある古書店の「岩森書店」さんには中学時代からよく通っていました。
箱入りやハードカバーの名作本、古い雑誌類などが多く、掘り出し物が多い古書店です。

今住んでいる地域にあった古本屋さんは残念ながら全て無くなってしまい、時代の流れを感じさせられて
いましたが、この古本屋さんがまだ健在で本当に嬉しく思いました。

電子書籍も盛んな今日この頃ですが、やはり本物の本には到底、敵わないと思います。
本の表紙や帯、そして手触り、1頁1頁をめくって行く度に覚えるドキドキ感がたまりません。
特に古本はその匂いが好きです。古い本から立ち昇ってくる何とも言えない”本の魂”を感じます。

昔、西荻窪の線路沿いに亡き父が贔屓にしていた古本屋「中根書店」さんがありました。
JR中央線の高架工事のため店を強制的に撤去させられ閉店してしまいましたが、幼い頃から父によく連れられて行っていたあの古書店が懐かしくてたまりません。今でも父と一緒に本を探している夢をみるほどです。

「小公女」、「小公子」、「若草物語」、「秘密の花園」、「ガリバー」などの子供向け小説をよく買ってもらって
いました。早川書房の早川ミステリーの本や早川ミステリーマガジンなどを小学生ながら読むようになったのも
その古本屋さんがきっかけでした。そんな思い出に浸りながら店内と外の販売コーナーを見ていました。

若者の本離れが懸念される昨今ですが、このお店に貼ってあったポスターのキャッチコピーの「奈良時代から
21世紀まで本のことなら”日本の古本屋があるじゃないか”」に強く惹かれました。

やはり”古本屋”は日本の文化の貴重な源だと思います。
どこにでもある大手チェーンの古本屋と違い、街の一角にひっそり佇む古本屋さんが大好きです♪



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