ブログ10周年記念「TOKYO思い出写真館」の第6弾です。
2017年12月
JR渋谷駅前に設置してある旧・東急電車の車両(渋谷⇔桜木町)
忠犬ハチ公
都営地下鉄「銀座線」高架(2013年撮影)、東武百貨店はもう工事中
1926年創業!
渋谷は私にとってかなり思い入れがある場所であることを今回再確認しました。
幼い頃、世田谷区の上馬にあった大蔵省の官舎に住んでいた叔父の家を訪ねる際は、渋谷駅前から玉電や
バスで行っていましたが、都電のような道路を走る玉電が大好きでした。
そして東急文化会館のプラネタリウム(現・ヒカリエ)や東横デパート(現・東急東横店)の”のれん街”、東館屋上にあった”屋上遊園地”、子供の頃の思い出が様々よみがえってくるようです。
現在は東急文化会館や東急プラザも無くなり、東急東横店の東館も壊されてしまいました。
昔観た反戦ミュージカル「ヘアー」を上演していた東横劇場も無くなりました。
JR渋谷駅の「ハチ公」の像だけは今でも、愛すべきご主人n帰りを待っているかのようです。
かつてあった「恋文横丁」も消え、渋谷の娯楽の中心地だった道玄坂の「百軒店」もさびれ、映画館が沢山あった時代を想像することが出来ません。
70年代~80年代を牽引してきた「パルコ」も閉館、建て替え中、西武百貨店も老朽化してきました。
かつて殆どお店の無かった”公園通り”には色々な店が増えましたが、教会地下の伝説のライブハウスだった
「じゃんじゃん」も随分前に無くなり、よく入ったジャズ喫茶も喫茶店やコーヒー店も今はもうありません。
そして渋谷市役所と隣の渋谷公会堂(一時はCCレモンホール)と呼ばれていた。)は現在建て替え中です。
その先にある「NHK]も移転が噂され、今後はどうなって行くのか予測できません。
渋谷駅前のスクランブル交差点や渋谷センター街は外国人であふれています。
いつ行っても渋谷駅周辺は工事中です。今は2棟の高層ビルが建設中で間もなく完成されそうです。
駅の通路は迷路のようで、歩道橋も一部通行止め、近くにある渋谷警察署付近に行くのにも迷うほどです。
東京人の私が迷うのですから、外国人の方々は困惑すると思います。
私が最初に勤めた会社の本社も今は移転し、コンビニなどに姿を変えていました。
今後、渋谷駅自体も建て替えられ高層化になるので、いつまでたっても工事が終わることは無いように思い
ます。これからもっと工事が大型化、複雑化して行くと思われます。
坂の多い渋谷の街、かつては渋谷川が流れ、峡谷の麓の村であった渋谷の街を想像できる人はもうほぼ生存されていないと思います。唱歌”春の小川”のモデルになった小川も今はもう無いと思います。
今日も大勢の人々が速足でスクランブル交差点を往来しています。
これからどんどん渋谷の街は変わって行くと思われます。
もしタイムスリップできるなら、かつて渋谷の街の上空を行き来していた「空中ゴンドラ」に乗ってみたいなと
思っている私です。