本日、8月21日、甲子園での全国高校野の決勝戦、大阪桐蔭vs秋田の金足工業の試合が行われました。
金足農業の吉田投手
甲子園の青空に掛かる虹(読売新聞からお借りしました。)
私も幼い頃から毎年熱中して観ていた甲子園での高校野球大会ファンです。
今年の甲子園高校野球大会100回目の記念試合でした。
決勝戦はきっと日本中の多くの人々は秋田の公立「金足農業」を応援していたと思います。
私も金足農業を応援していました。東北に初の優勝旗をと強く願っていました。
しかし結果は大差で大阪桐蔭が優勝しました。
甲子園は毎日ほぼ満員。入場者数も全試合を通して100万人を超えたそうで、史上初とのことです。
決勝戦ですが、やはり大阪桐蔭は強かったですね。史上初、2度目の春夏連覇を成し遂げました。
中々出来ることではありません。素直に大阪桐蔭、おめでとうと今は祝福したい気持です。
試合が始まる前は絶対に金足農業を優勝させたいという想いで一杯でした。
常々、強豪校と呼ばれる高校は日本各地から優秀な選手を集めるセミプロ集団のようなものです。それに
対し、金足は公立の農業学校です。いやがおうにも応援したくなるではありませんか。
金足農業は小気味よく決勝の舞台に上がってきました。その裏にあったのはピッチャー吉田君の好投でした。
しかし県大会からこの優勝決定戦まで、たった一人で投げぬいてきたのです。
こんなに投げさせて肩を壊してしまったら彼の未来は閉ざされてしまうだろうと心配もしていました。
やはり疲れがたまっていたのか、5回で足が動かなくなり無念の降板・・・。仕方ありません。
試合後、号泣する吉田選手を大阪桐蔭の選手達が駆け寄ってハグしていたのは感動的でした。
こんな酷暑に野球をやらせるのは暴挙だなど今回も批判的な意見もありました。無事終わってほっとしました。
試合後の青空には2つのチーム、いや全国の高校球児の熱い闘いをねぎらうような美しい虹がかかりました。
そして私は今は亡き野球好きだった父が、毎年この高校野球大会を楽しみにしていたことをふと思い出して
いました。お父さん、天国から観ていましたか?
甲子園の熱闘が終わると、まもなく夏も終わりに近づいてきますね。青空も心なしか秋らしくなってきました。