平成最後のクリスマスの続きです。
大人になって結婚し子供が生まれた年のクリスマスは生後4か月の双子の息子達が高熱を出しイブに慌てて
病院に駆け付けた思い出があります。寝ている子供達の枕元にデコレーションケーキとブッシュドノエルを
置いてあげました。息子達の人生最初のクリスマスは最悪でしたが、すぐ熱も下がりほっとしました。
もう少し大きくなるとクリスマスツリーを飾り、クリスマスの曲の入ったレコードを流してお祝いしていました。
子供達はサンタクロースを信じていたので、夜中にそっと希望していたクリスマスプレゼントを枕元にそっと
置くのが私の楽しみでもありました。子供達は待ち切れなかったようで明け方には目を覚まし大喜びでプレゼントの包みを開けていました。その姿を見る時は幸せでした。サンタさんがソリに乗って空を飛んでいると思った
のでしょう。大空に向かって「サンタさん、プレゼントありがとう!」と叫んでいた姿を懐かしく思い出します。
ケーキも3男が幼児の頃は手作りのクリスマスケーキになり、クリスマスツリーの飾りつけも子供達でやるように
なりました。何年かドイツのミュンヘンに住んでいた姉から送ってくるオーナメントを一生懸命飾っていました。
付いたり消えたりするツリーの豆電球のキラキラ光る様子を見つめている子供達の様子が今でも目に浮かびます。そのクリスマスツリーも子供達が大きくなってからは押入れで眠っています。
幸せな時代を色どったクリスマスツリーをもう一度、来年あたりには出してあげたいと思っています。