Quantcast
Channel: ☆夢織人の街TOKYO散歩&思い出の場所Ⅱ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1328

☆今は無き西荻の和菓子屋「清正」の酒饅頭

$
0
0
3月になったとはいえ、東京はこの2,3日は冷たい雨が降り、温度も9度前後で寒さに震えています。
そんな時、いつも思い出すのは西荻駅前にあった和菓子屋さん「清正」のほかほかの酒饅頭です。

イメージ 3
ヤフー画像でやっと「清正」さんの画像を見つけました!


イメージ 1
いつも皆さん、並んで酒まんじゅうを買い求めていました。

イメージ 4
参考画像です。


イメージ 2
冬はなんといっても、ほかほかも湯気の出ている酒饅頭が最高です!


子供の頃から大好きだった、西荻駅前近くの和菓子屋さん「清正」さんが閉店してしまってから、もう何年
経ってしまうでしょうか。物心ついた時から、いつも母と和菓子を買いに行き、お店のおば様とは顔なじみでした。
昔は大きな看板に加藤清正の虎退治の絵が書かれていました。その絵にいつも見とれていました。

夏は父の大好物の「水羊羹」などを買い、お雛様の時は金華糖や飴菓子などの雛菓子を買っていました。
そして、なんといっても一番人気は冬の寒い季節の「酒まんじゅう」でした。

店頭でせいろで蒸しているので、お酒の香りの湯気が辺り一面にひろがり、それは温かく美味しい香りでした。
この湯気には本当に惹かれました。誰でも立ち止まってしまう湯気と香りでした。
とてもこの「酒まんじゅう」が人気があったので、皆さん行列をして買っていました。
私も母によく買ってもらっていました。お酒が入っていても子供でも食べられました。

寒い日はいつも、ほかほかの蒸したての「酒まんじゅう」を思い出します。
そして、「清正」さんのことを懐かしく思い出します。
もうおば様にお会いすることも出来なくなりましたが、美味しいお菓子と思い出をありがとうございました♪

Viewing all articles
Browse latest Browse all 1328

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>