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Channel: ☆夢織人の街TOKYO散歩&思い出の場所Ⅱ
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☆ブルースの大御所 B.B.キング逝去の陰の疑惑

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ブルース界の王様、B.B.キングが亡くなったのは今年の5月14日のことでした。享年89歳でした。

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B.B.キング

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エリック・クラプトンと共演

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B.B.キングが亡くなったと聞き、大変驚きそして悲しく思いました。彼はブルース界の大御所でした。

1925年9/16にミシシッピー州に生まれ、その後北西部のイックベーナのプランテーションに移り住みました。
幼少の頃は小作人の子供で、その後ギターを手にし、メンフィスに移り住んでからは、従兄弟のブッカ・ホワイト
にギターを教わり、テクニックを磨きました。DJなどを経て「Blues Boy」と呼ばれるようになり、ブルース界の
巨人となって行きます。多くの白人ミュージシャンから尊敬され、特にエリック・クラプトンとは度々セッションし、
クラプトンとのアルバム「Riding with the King」を出しています。
1987年にはロックの殿堂入りを果たします。自らのギターに「ルシール」と命名していました。

1970年の半ばごろ、私はブルースにはまり、中村とうようさん主催の「第1回ブルースフェスティバル」を始め、
バデイ・ガイ、ジュニア・ウェルズ、スリーピー・ジョー・エスティス+憂歌団、T.ボーン・ウオーカー、
ジョン・リー・フッカー、ロバート・クレイ、ライトニン・ホプキンズ、エディ・テイラー、フイリップ・ウオーカー、
ロンサム・サンダウン、ピー・ウィー・クレイトン、クリーンヘッド・ビンソンなど様々なブルースメンを聴きに行って
いました。B,B,キングのコンサートに行ったのは1975年2月25日の厚生年金大ホールでした。
幸運なことに最前列でB.B.キングのギターと歌に接することができました。あの日のことが今でも昨日のことの
ように蘇ってきます。たった一度でしたが、B.B.キングを生で聴くことが出来たのは幸せです。

様々な人達が彼への哀悼のコメントを発表しています。

エリック・クラプトン:
 今は悲しみを表明すると同時に友達のB.B.キングにありがとうと言いたいです。
 長い年月にわたって、僕にプレイヤーとしてインスピレーションと励ましをもたらしてくれたことや、楽しく
 分かち合った友情について感謝したい。

ミック・ジャガー:
 B.B.キングの訃報を聞いて本当に悲しいです。ぼくたち全員が本当に尊敬していた人です。

オバマ大統領:
 ブルースはその帝王を失い、アメリカはある伝説を失いました。B.B.キングはミシシッピーの小作人の息子と
 して生まれ、テネシー州メンフィスで成人すると、その全アメリカ的な音楽を国民と世界へと伝えて大使と
 なりました。B.B.キングほど真剣に仕事に打ち込んだ人は他にいません。

こうやって全世界の人達が彼の死を嘆き悲しんでいる最中、とんでもない話が伝わってきました。
病死だと思われていた彼の死が,実は取り巻きの医師らによる殺人だというのです。
B.B.キングの娘さん達は「父は殺されたのだ」と言っています。医師らは否定しています。
その後の報道がありませんが、もし殺されたとするなら、余りにも酷い話です。
もっと長生きしてプレーし続けて欲しかった・・・と無念でなりません。

事の真相はまだ判りませんが、今は静かに彼の冥福を祈るだけです。
彼のブルースは全世界の人々の心の中にいつまでも生き続けると思います。

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