8月の終わり頃、久し振りに秋葉原に行きました。
電気街口からの大通り
ソフマップ
住友のビル
あの痛ましい事件が起きてから、私は秋葉原に行くことが、どうしても出来ませんでした。
しかし、用事でその後、何回かければならっず、そんな時は、いつも逃げるようにして帰ってきていました。
今回も用事であの事件のあった辺りに行かなくてはならず、非常に心が重く感じました。
改めて秋葉原、通称アキバの街はかなり変わってしまったことに今更ながら驚かされます。
昔は秋葉原といえば電気の街でした。もちろん今でも存在する電気店はありますが、アキバの象徴だった
石丸電気、山際電気、サトー無線などみな無くなってしまい寂しい思いがします。
昔は石丸電気で家電類を買い、山際電気で照明器具を買ったものでした。
駅前や大通りにも沢山電気屋さんがありました。
今のアキバはアニメやゲームのオタクやAKB系のアイドルのオタクなどに占領されています。
そして中国の方や白人の方を含め、外国人が大勢歩いていることにも驚かされます。
歩道の片隅で人を待っていた時、ガイドさんらしき人に引率された中国の方々の列を何回も目撃しました。
その方達はどこの電気店に入ったのか、戻ってくる時には皆さん一様に電気釜の大きな箱を抱えていました。
重そうな箱を何個も持っている方もいました。これが噂に聞く”爆買い”なのかと再度驚きました。
日本の電気釜は中国の方々に本当に人気があるそうです。
周辺にも高層ビルが立ち並んでいます。ダイビル、UDXビル、住友ビルなど、昔ここには何があったのかも、
もう思い出せません。ダイビルはJR秋葉原駅前の空き地に建てられたように思います。
あの空き地では、かつて少年や若者達が、いつもボールで遊んでいた記憶があります。
以前の「秋葉原デパート」も綺麗にモダンに改装され、昔の面影はどこにもありません。
ダイビルに通じるデッキから「ガンダムカフェ」や「AKBカフェ」を眺め、高架の向こうの「ヨドバシカメラ」を
眺めながら、時代の変遷をかんじずにはいられませんでした。