時間が無い中、須田町(旧・連町)を駆け足で巡ってきました。
昔からのお店があるかどうか心配だったからです・・・。幸いながら気になっていたお店は全て健在でした。
揚げまんじゅうや粟ぜんざいが有名です。
残念ながら、この日はお休みでした。
蕎麦処「まつや」
寄席の神田 連雀亭
落語・講談 若手席
神田の旧・連雀町は現在の須田町から淡路町にかけての昔の名称でした。
東京大空襲で奇跡的に焼け残った為、今でも戦前の町並みや老舗のお店がある東京でも稀有な場所です。
池波正太郎さんがこよなく愛した町でもあります。連雀町・・・・素敵な町名です。
この近辺にあるフルーツパーラーの「万惣」(先日亡くなられた岸朝子さんもこのお店のホットケーキが
大好物でした。)、あんこう鍋の「いせ源」、鳥すき焼きの「ぼたん」、揚げ饅頭で有名
な「竹むら」、
火事に遭いながらも再建した蕎麦処の「藪蕎麦」、同じく蕎麦処の「まつや」、漱石が愛した洋食の「松栄堂」、
アップルパイの美味しい洋菓子店「近江屋」、名曲喫茶「ショパン」など有名な老舗が目白押しです。
私も若い頃はこの界隈の雰囲気が大好きでよく通いました。今は余り来れなくなってしまいましたが、
今でも昔と変わらない佇まいや風情に心が和みます。
今回は時間が無く、どこのお店も入れませんでしたが、また今度ゆっくり訪れたいと思っています。