昔の吉祥寺の写真が懐かしくて、ヤフー画像からお借りしました。
須田富明さん提供写真、1950年代サンロード商店街
昔の「丸井」(南口)
かつてあった「名店会館」
物心ついてすぐの吉祥寺の街の思い出は今も私の心の中に、はっきり残っています。
当時の国鉄(現・JR中央線)がまだ高架になる前の木造の駅が今でも懐かしく思い出されます。
駅前の商店街には屋根が付いていて、戦後の闇市から発展した狭い路地の小さなお店や
まだアーケードになっていない現在の「サンロード」の風呂桶屋さんや古本屋さんなどを思い出します。
1959年に開店した唯一の商業ビル「名店会館」や南口の「丸井」(現・マルイ)もよく行った場所です。
子供の頃、今は亡き母に連れられて買い物に行ったり、亡き父と行った井の頭公園の池や文化園(動物園・
水族館、遊園地)の思い出、湖面に映る美しい桜の花をめでるお花見、湖畔から打ち上げられる花火大会、
象の花子さんの優しい眼、姉達と行ったり、一人で行った吉祥寺の色々な映画館、高校生の頃から行っていたジャズ喫茶、名曲喫茶、珈琲店、喫茶店など昔の吉祥寺の思い出は尽きることがありません。
現在の吉祥寺の雑踏を歩きながら、ふと昔のことを想い出してしまう私です。
すべてが私の心の中の大切な宝物になっているような気がします。
吉祥寺の失われた風景・・・これらの白黒の写真は私の記憶を鮮やかに呼び起こしてくれます。