荻窪の善福寺川と橋の風景です。
与謝野晶子・鉄幹ゆかりの地である川南
すずらん通りをずっと下って行くと善福寺川に出会います。昔とあまり変わらない風景です。
善福寺川は西荻窪を通って荻窪に流れ、後に神田上水となり御茶ノ水まで流れて行くわけです。
そう大きな川ではありませんが、数年前には台風や大雨などで氾濫し、浸水など付近一帯に大きな被害が
出ました。決して侮る事が出来ない川で、今でも杉並区は常日頃からの警戒を呼び掛けています。
善福寺川を渡ると、「川南地区」になります。この辺りは与謝野晶子・鉄幹夫妻が住んいた場所で、近くの
「おしかわ公園」には”与謝野晶子・鉄幹 ゆかりの地 散策の路”の案内板が設置されています。
この散策の路をもっとたどればよかったのですが、残念ながら時間が無く、住居跡まで行けなかったので
また次回にでもご報告させて頂きます。北口には井伏鱒二宅や太宰治が住んでいたアパートなどがある荻窪は
文学好きな方にとってはとても興味深い街だと思います。