長い歴史のあった国立競技場が解体されてから数か月経ちました。
解体された旧・国立競技場
かつての”サッカーの聖地のピッチ”がこんな状態に・・・・・。
日本青年会館前の標識だけは以前のまま・・・・。
公営住宅も跡形もなく壊されてしまいました。
桜の花はいつも通りに咲いています。
もめにもめた新国立競技場ですが、そのおかげで建物の解体も整地も建設取り掛かりも全て遅れています。
果たして、オリンピック開会までに間に合うのか心配されている状況です。。
新しい国立競技場を造る為に、旧国立競技場、日本青年会館、公営霞ヶ丘団地、公園など全て壊されてしまいました。先日、実際にこの目で見て来て、何とも言えない喪失感に襲われました。
長年、見て来た風景が見事なまでに一変してしまいました。何故、あの歴史的にも価値のあった旧国立競技場の一部を治し、耐震工事をして活用しなかったのか今でも疑問に思っています。全てはやはり利権がらみなのでしょうか・・・。
工事は今の所どんどん進んでいるようですが、まだまだ基礎部分造りの段階のようです。
旧国立競技場の前の通りはコンクリートミキサー車や大型トラックがひきりなしに走っていて、神宮の森の
静けさを破っています。
オリンピック誘致が本当に良かったのかは数年後を待たないと判りませんが、新しい国立競技場の工事の
安全を祈ります。
そういえば設計図には聖火台の場所が取られていないと聞きましたが、聖火台を置く場所は決まったので
しょうか・・・。オリンピックにしろ、豊洲問題にしろまだまだ問題は山積みのような気がしてなりません。
工事とは関係なく、いつも通りに咲いている美しい桜の花に心が慰められる思いがしました。