3月19日、毎年慣例のモナコ公国の”薔薇の舞踏会”が行われました。
中でも目を引いたのがピエール王子の奥様のベアトリーチェさんの赤いドレスでした。
この毎年慣例の”薔薇の舞踏会”は故・グレース・ケリー基金によるチャリティ舞踏会です。
(1954年にグレース・ケリー妃によって始まったとされています。)
世界各国からセレブが招かれる、モナコ公国の行事の中でも最大の華やかなイベントです。
この舞踏会の企画設定はドイツ生まれで御年82歳のカール・ラガフィールド氏が毎年行っています。
モナコの王族(公族)の方々が多数列席されますが、ベアトリーチェさんは相変わらず美しく舞踏会の華でした。
イタリア貴族の令嬢でピエール王子の奥様のベアトリーチェさんは、2月にミラノで交通事故に遭われ、松葉づえや車いすの写真を見ていたので心配でしたが、お元気になられてダンスもできるようになってほっとしました。
彼女のこの深紅のドレスはGiambattisba Valliの作品です。他の公族の女性の方々はシャネルのドレスが多かったのですが、このドレスはひときわ素晴らしいと思いました。
普段あまり赤を着ない方なのですが、赤いドレスもよくお似合いで、何を着ても品があって絵になる方です。
毎日、嫌なニュースが多い世知辛い日本ですが、ひと時私もゴージャスな夢を見させてもらいました。